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婦人科

 

 

役職・氏名 所属学会・資格等 写真
婦人科部長
神田 裕樹
日本産婦人科学会専門医
母胎保護法指定医
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医員
松崎 聖子
日本産婦人科学会専門医
日本臨床細胞学会細胞診専門医
日本婦人科腫瘍学会
日本癌学会
 

 

診療科の特徴と診療内容

近年、軽症・慢性患者は診療所で、救急・手術・重症患者は大病院で診療を受けるように政策誘導がなされています。一方、このようなことで患者さんには大きな問題が生じてきています。最近の一例を挙げれば、ある大病院に良性疾患の手術目的で紹介された患者さんが「約半年の手術待ち」と言われ困って当院に来られました。大病院の手術は救急・悪性・先進医療症例が優先であり、待機・良性・一般的症例は後回しです。しかしながら、患者さんにとっては手術が必要であると言われた以上、良性疾患であっても早く対応して欲しいのが人情です。
当院婦人科は「大病院を受診するほどでもないが診療所では対応できない症例」、「大病院に受診しても長期間の手術待ちになってしまう症例」に対応させていただいております。以下に具体例を挙げます。

平成29年の婦人科の実績は婦人科29年.pdfをご覧ください。

平成28年の婦人科の実績は婦人科28年.pdfをご覧ください。

平成27年の婦人科の実績は婦人科27年.pdfをご覧ください。
平成26年の婦人科の実績は婦人科26年.pdfをご覧ください。
 

子宮頚部・内膜細胞診(子宮がん検診)の異常

悪性細胞が検出され手術の必要な症例に対して大病院はすぐに対応してくれますが、経過観察も選択肢として挙げられる症例(子宮頚部細胞診異常や子宮内膜細胞診疑陽性)などは優先順位がどうしても低くなってしまいます。当院婦人科ではこのような状態の患者さんに適宜精密検査(コルポスコピー下組織診、子宮鏡、内膜全面掻爬術による組織診)や手術(LEEP、円錐切除、適応のある場合子宮摘出術)を行って問題がないことを確認し、患者さんの不安を解消した上で紹介元の先生に逆紹介させていただいております。

卵巣の腫大

性周期の変化による卵巣腫大(黄体血腫、単純嚢胞)や子宮内膜症による卵巣腫大がある一方、卵巣癌の早期発見が困難であることもあり、患者さんにとってはご心配なことと考えます。当院婦人科では各種画像検査(USG、CT、MRI)および腫瘍マーカー検査を組み合わせて適切な治療方針を決定し、問題がなければ患者さんの不安を解消して紹介元の先生に逆紹介、問題があれば患者さんの希望に沿った形で、当院または他院での治療を行うスタンスを保持しています。

子宮筋腫・子宮内膜症

これらは良性疾患であり、最近では腹腔鏡手術も専門施設ではたくさんされております。しかしながら開腹手術に比べますと手術時間がかかることや施設によっては腹腔鏡手術症例を集めておられる関係などから一般の開腹手術の対応は優先順位が低くなりがちです。当院では患者さんの希望に合わせて可能な限り早く(現在のところ平均して1ヶ月程度で)対応させていただいています。

内視鏡手術(腹腔鏡・子宮鏡)

これまでの経験から当院で安全に対応できるものは行っております。腹腔鏡手術に関しては卵巣の良性疾患、子宮鏡手術に関しては粘膜下筋腫、子宮内膜ポリープが対象例です。

切らずに治す過多月経(子宮筋腫・子宮内膜症)の治療

「毎月の生理が重くて、つらい」、「夜も落ち着いて眠れない」、「貧血がひどくて、息切れがする」、「造血剤を飲まないといけない」といった悩みがありませんか?「お腹を切られるのは嫌」、「腹腔鏡手術も手術待ちが長い」といったことで、積極的な治療に踏み切れない方に朗報です。条件(手術の適応)さえ合えば、切らずに悩みを解決できます。それは、子宮内膜焼灼術という新しい治療法です。要点は以下の通りです。

1. 子宮を摘出せずに、生理のもとになる子宮内膜をマイクロウエーブ(電子レンジと同じ原理)で焼きます。1/3の方は生理がなくなり、2/3の方はかなり量が減ります。
2. 2泊3日の入院で、費用は約10万円(健康保険3割自己負担分)です。
3. 卵巣には影響がないので、手術自体で更年期障害は起こりません。

 手術を希望される方、興味のある方はお気軽にご相談ください。

当院婦人科のセールスポイント

当たり前のことですが、1日2回以上回診して患者さんの様子に目をくばり、直接お話を伺いながら、満足して退院していただくよう努力しています。ともすれば先進技術のみが強調される病院医療とは異なるきめ細やかさを患者さんに提供していると自負しています。 

大手前病院婦人科外来は水曜日を除く平日の午前中に行っております(水曜日は手術日のため休診です)。

補 足

  1. 良性疾患(子宮頚部上皮内腫瘍を含む)に対する開腹手術または経膣的手術を予定手術で行います。

    はじめから悪性腫瘍の診断がついているものやその可能性の高い例については大阪国際がんセンター婦人科をはじめとした高次施設に紹介することもあります。
    また良性疾患でも手術の難度が高度と考えられる症例はその旨を正直に説明して、高次施設での治療をお勧めしています。そういった理由から腹腔鏡手術も今までの経験から安全に施行できることが予想される卵巣疾患を中心に対応しています。
  2. 当院の執刀数は以下の通りです。

平成13年11月から平成29年12月まで

全手術数 1740例
子宮癌 56例
卵巣癌 72例
良性疾患 子宮摘出術 322例
子宮筋腫核出術 89例
良性疾患 卵巣腫瘍切除術 383例
円錐切除術 LEEP 293例
骨盤臓器脱手術(子宮脱等) 63例
子宮鏡手術 185例
腹腔鏡手術 231例
手術に関連した死亡例 0例
術後重篤な後遺症を残した例 0例
予期せぬ再手術例 16例
(創部再縫合7例、ドレーン抜去2例、腟壁ガーゼ抜去1例、腸管再吻合1例、開腹止血術1例、開腹洗浄ドレナージ2例、ダグラス窩膿瘍切開排膿1例)

地域医療機関の先生方へ

「帯に短し、たすきに長し」という言葉がございます。大病院に紹介するまでもないが、自院で診療するのには困るという場合(例えば数日の入院治療を要する骨盤腹膜炎、卵巣出血、外陰部ヘルペス初感染例等)、当院婦人科は患者様の視点で対応させて頂きますので、お気軽にご相談頂ければ幸いです。

大阪市の子宮頸がん検診無料クーポンについて

子宮頸がん検診無料クーポン券につきましては、予約不要です。  当日、初診受付にお申込みください(大阪市のみ取扱)

 

受付時間 平日8:30~11:30 水曜休診





※上記以外に急遽休診の場合もございますのでお問合せください
※当日、保険証・クーポン券をお持ち下さい

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