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血管造影装置

機器構成

機器項目 メーカー名 製品名
全身用血管造影装置 東芝メディカルシステムズ INFX-8000V
独立型画像観察WorkStation アミン(株) ZioStation
造影剤自動注入器 MEDRAD Mark V Pro Vis
臨床用ポリグラフシステム 日本光電 RMC-4000

血管造影とは

angio.jpg

通常のX線写真では血管を写し出すことが出来ません。そこで、造影剤という薬を血管に注入しながら専用の装置で撮影することで、血管を写し出し病変の有無を調べたり、治療を行います。検査部位により、頭部血管造影腹部血管造影心臓血管造影に分けられます。

血管造影装置について

当院の装置は全身血管を対象としたデジタルX線診断装置で主に頭部血管・腹部血管・心臓血管の検査及びIVR(透視下で外科的手術なしで細い管を利用して治療を行うこと)に対応する装置です。

検査の内容

  • 血管造影検査は殆どが足の付け根や肘、手首の動脈からカテーテルと呼ばれる細い管を血管の中へ挿入し目的の位置まで移動させ血管を造影します。
  • 造影時には軽い灼熱感(体が熱く感じる)があります。
  • 20秒程度の息を止めてもらう場合があります。
  • 検査中は体を動かすことは出来ません。
  • 検査の種類にもよりますが検査時間は約1時間から2時間程度です。

※検査中は周りにドクター、看護師、その他スタッフがおり話をすることも出来ます。安心して検査を受けて下さい。

頭部血管造影

検査の目的

  • 脳血管の状態、血管の走行から脳内の病変の診断。
  • 動脈瘤に対する治療方法(IVRか外科的手術か)の判定
  • 脳血管障害に対する治療(IVR)

IVR 〔Interventional Radiology〕には下記のような種類があります。

血栓溶解術

初期脳梗塞部位に対して血栓溶解剤を注入して、血栓あるいは塞栓を溶解する治療法。

PTA

脳主幹動脈の狭窄に対して、バルーンカテーテルを使用して血管を拡張させ、ステント等を挿入し血行を元の状態に戻す治療法。

血管塞栓術

脳動脈瘤に対してマイクロカテーテルを用いて塞栓物質(コイル等)で病変部の塞栓により外科的手術をしなくて良いときもある。

腹部血管造影

検査の目的

  • 腹部・下肢血管の状態、消化器系の出血部位の確認
  • 腹部臓器の腫瘍の診断
    腹部血管造影時に、我が国で初めて当院で行われた造影超音波検査と併用することにより微少病変検索に貢献しています。
  • 腹部腫瘍の血管内薬物投与

IVR 〔Interventional Radiology〕には下記のような種類があります。

TAE

腫瘍を養っている血管にマイクロカテーテルを挿入して抗腫瘍剤を注入したり、血管を強制的に塞栓させ腫瘍を窒息させる治療法。

PTA

下肢血管の狭窄部位に対して、バルーンカテーテルやステントを用いて拡張する治療法。

心臓血管造影

検査の目的

  • 心疾患の診断(冠動脈血管の状態・心室や弁の動き・心房内の血圧の評価)
  • 狭心症・心筋梗塞等の虚血性心疾患の治療
  • ペースメーカーの適応かの診断

IVR 〔Interventional Radiology〕には下記のような手技があります。

PTCA

心臓に栄養を送っている冠状動脈の狭くなった部分や、血栓で閉塞した部分をバルーンカテーテルで広げたり、ステントを留置して血行を回復させる治療法。

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