診療科のご案内

ホーム > 診療科のご案内 > IVRセンター

IVRセンター

 

IVR(アイブイアール)とは

放射線科で使用する画像診断装置を利用して行う低侵襲治療や特殊検査を総称して (Interventional Radiology:インターベンショナルラジオロジーあるいはインターベンション)とよびます。日本語では一般的に「画像下治療」と言われ、「血管内治療」とも言われています。
 

対象疾患と診療内容

低侵襲治療はさらに血管内治療(vascular IVR)と非血管内治療(non-vascular IVR)に大別されます。

1.血管内治療(vascular IVR)

カテーテルという細い管を血管の中に進めて行う治療で、主に以下のものがあります。
1)CVポート造設(CVポート留置、CVポート埋め込み)
全身化学療法や在宅高カロリー療法のためのCVポート造設(中心静脈ポート)を行います。
他施設からのご依頼にも対応いたします。
CVポート造設の患者様の受け入れの態勢が整いました。患者様のご様態に応じて0泊1日、1泊2日、2泊3日で対応いたします。IVRセンター(電話 06-6941-0484 (代表))までお問い合わせください。

 

CVポートに関して、よくあるご質問のページ

 

CIMG4503.JPG SN3V0303.JPG

               [ カテーテルと接続されたCVポート ]         [ 各種CVポート ]

2)悪性腫瘍に対する動注化学塞栓療法や動注化学療法
肝臓がんに対する動注化学塞栓療法(TACE)や動注化学療法を行います。
「リザーバーを留置してのFP療法、NewFP療法も積極的に行っています。」

3)動脈性出血に対する血管塞栓術
喀血や持続性の血痰に対する気管支動脈塞栓術(BAE)や内視鏡で止血困難な消化管出血、外傷性出血に対する止血術を行います。
4)動脈瘤や動静脈奇形に対する動脈塞栓術
内臓動脈瘤や体幹部の動静脈奇形に対する血管塞栓術を行います。
5)血管の狭窄に対する経皮的血管形成術やステント挿入
閉塞性動脈硬化症やBlood Access Trouble(シャントトラブル)に対する血管拡張術を行います。
6)機能廃絶術
症候性多発性嚢胞腎や腎血管性高血圧に対する腎機能廃絶術や高度の脾機能亢進症に対する部分脾動脈塞栓療法(PSE)などを行います。
7)門脈圧亢進症に対する治療
肝硬変に代表される慢性肝疾患に伴う門脈圧亢進症に対する治療を行います。
BRTO: 胃静脈瘤やその他の門脈体循環シャントに対する治療
PTO: 胃静脈瘤や食道静脈瘤に対する経皮経肝的門脈体循環シャントに対する治療
TIPS: 難治性腹水などに対する肝内に門脈体循環シャントを作成する治療

2.非血管内治療(non-vascular IVR)

体表から病変部に対し専用の針やカテーテルを直接進め、病変の治療を行ないます。血管の中から治療する血管内治療に対し、非血管内治療とよばれ、主に以下のものがあります。
1)ドレナージ(Drainage)
体の中の膿や血液その他の液体を対外に排泄させる治療です。膿瘍ドレナージや症候性嚢胞ドレナージなどがあります。
2)PTCDとステント留置による悪性閉塞性黄疸の減黄

3.特殊検査

1)生検(Biopsy)
主にCTガイド下生検を行います。特に超音波で穿刺困難な肺腫瘍や縦隔腫瘍、腹腔内深部の腫瘤性病変の確定診断を目的として施行します。骨生検も施行可能です。特殊な生検としては静脈内から臓器生検を行なう経静脈的生検(肝など)も施行可能です。
2)副腎静脈血サンプリング
機能性副腎腺腫の確定診断を目的にカテーテルを用いて副腎静脈から直接採血します。
手術や低侵襲治療(IVR)の適応を決定する上で重要な検査です。
 

IVRセンターの特徴

IVRセンターは各診療科と緊密な連係のもと業務を行っております。また、当センターでは断らない医療を実践しております。その一方でIVRにこだわることなく、患者様にとって最善の医療が提供できるよう心がけております。
さらに、迅速な対応が可能な点が当センターの特徴でもあります。緊急の依頼に関しては可能な限り即時対応していきたいと考えております。

施設認定

2012年4月より前年度までの実績が評価され、日本インターベンショナルラジオロジー学会よりIVR専門医修練認定施設として認定されました。主にIVR専門医やその疾患を専門にした熟練した医師が治療を行っています。また、重要な看護の面においても、日本インターベンショナルラジオロジー学会・日本心血管インターベンション治療学会合同認定インターベンションエキスパートナースの指導のもと適切な看護を行っており、患者様に安心していただける医療を提供しています。

IVRセンター外来

現在調整中
**************************************

各医療機関の先生へ

当センターでは各医療機関の先生からの御依頼も幅広く承っております。
御相談でも結構ですのでお気軽に御連絡頂けたらと思います。

「IVRセンター」に関連するページ