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心臓血管外科

 

役職・氏名 所属学会・資格等 写真
病院長
宮本 裕治
【国内学会】
日本外科学会指導医・代議員
日本胸部外科学会指導医・評議員
日本心臓血管外科学会専門医・理事
日本血管外科学会評議員・理事
日本人工臓器学会評議員
関西胸部外科学会評議員
日本脈管学会評議員・脈管専門医
医学博士(大阪大学)

【国外学会】
米国胸部外科学会(STS)
ヨーロッパ心臓血管外科学会(EACTS)
米国人工臓器学会(ASAIO)
国際人工臓器学会(ISAO)
国際心肺移植学会(ISHLT)
アジア心臓血管外科学会(ASCVS)
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心臓センター長
三浦 拓也
日本外科学会外科専門医・指導医
日本胸部外科学会指導医
日本心臓血管外科専門医
日本心臓血管外科専門医認定機構修練指導者
身体障害者福祉法15条指定医
医学博士(大阪大学)
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心臓血管外科部長
札 琢磨
日本外科学会外科専門医・指導医
日本心臓血管外科専門医
日本心臓血管外科専門医認定機構修練指導者
ステントグラフト内挿術実施医・指導医
日本血管外科学会認定血管内治療医
植込型補助人工心臓実施医
日本移植学会移植認定医
日本心臓血管外科学会国際会員
身体障害者福祉法15条指定医
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診療科長挨拶

平成29年4月1日付けをもちまして大手前病院心臓血管外科部長に着任しました札 琢磨(さつたくま)です。私と当院心臓センター長の三浦拓也医師を中心に新しい心臓血管外科チームを結成することになりました。 平成30年4月からは、兵庫医科大学 心臓血管外科の宮本裕治先生が病院長として着任し、当科のスーパーバイザーとして多数の経験を活かして 支援をいただくことになりました。
私は平成13年に滋賀医科大学を卒業し、郷里の札幌医科大学胸部外科で研修を行った後に近畿大学医学部心臓血管外科で心臓手術の研鑚を積んでまいりました。平成25年には東京大学大学院医学研究科・医学部心臓外科へ国内留学し、今まで培ってきた一般心臓血管外科診療に加えて重症心不全外科治療(主に補助人工心臓治療)の診療に携わってきました。これにより、当科は心臓外科手術(冠動脈バイパス術、弁形成・弁置換術、大動脈人工血管置換術、左室形成を含む心筋症手術、メイズ手術、末梢動脈外科手術など)により深みをもたせた診療が可能になったものと考えます。
さらに、当院心臓センターは心臓血管外科と循環器内科の強力な連携により、24時間、365日、緊急手術を含めたあらゆる心臓血管疾患治療が可能であります。
地域医療拠点病院としての役割を果たし、地域の皆さまに頼りにされるような循環器チーム医療を目指して参ります。当院で心臓血管治療を受けて良かった、と思っていただけるような、患者さまのための医療、質の高い医療を提供し、皆さまの期待に沿える様、全力で心臓血管外科治療に邁進して参ります。
 

トピックス

研究論文が雑誌に掲載

札琢磨心臓血管部長の研究論文が紙面に掲載されました。

◆論文名は「左室内に発生した乳頭状繊維弾性種」(胸部外科2018.10 Vol.71 No11)
   胸部外科218.10 Vol.71 No11.pdf  

◆論文名は「FROZENIXを用いた超低体温循環停止・選択的脳灌流法による弓部大動脈全置換術」
   研究論文.pdf

診療科の特徴と診療内容

虚血性心疾患

狭心症・心筋梗塞:狭心症とは、心臓を形作る筋肉(心筋)への血液を供給する主要な3本の血管(冠状動脈、3本の血管とは①右冠動脈、②左冠動脈前下行枝、③左冠動脈回旋枝を指します。)に高度の狭窄が生じて、その灌流域の心筋に血液の不足した状態をさします。また、心筋梗塞は冠状動脈が閉塞し心筋が壊死したものです。狭心症や心筋梗塞により心臓の機能が不十分となり、労作時の胸痛・胸部不快感・息切れ、時には安静時にも同様の症状を呈します。 当院の心臓センターで行う冠動脈カテーテル検査の結果に基づいて、カテーテル治療もしくは冠動脈バイパス術を選択・施行し、心筋の血流不足を解消します。一般的には多枝病変の場合に冠動脈バイパス術を施行します。この手術を行う際に体外循環(人工心肺)を用いて行うか、体外循環を使用しない心拍動下手術(OPCAB)にするかは、適宜、患者さんの状態を鑑みて選択します。当科はどちらの手法にも習熟しています。これらの手術により、患者さんの生活の質の向上に努め、最良の結果を得られるようにしています。
心筋梗塞の合併症:重篤な合併症の場合、当科は積極的に外科治療を行い、心臓の機能回復を図るように努めます。なかでも①心室中隔穿孔、②乳頭筋断裂による(急性)僧帽弁閉鎖不全症、③左室破裂は循環が急激に破たんするため、患者さんの状態によって緊急手術もしくは準緊急手術が必要です。また、④虚血性僧帽弁閉鎖不全症に対しては僧帽弁の形成を行い、⑤心室瘤、⑥虚血性心筋症に対しては、左室形成術などを行います。

心臓弁膜症

主に大動脈弁、僧帽弁、三尖弁の各弁機能に支障が生じた場合に手術が必要になります。患者さんの弁の性状や病状を十分に評価した上で、人工弁置換手術、もしくは、形成術を施行します。当科は可能な限り弁形成術を施行し、自己の弁を修復し温存するように配慮します。また、人工弁置換術で使用する人工弁(機械弁、生体弁のいずれか)の選択は、患者さんの年齢やライフスタイル、人生観などを十分に考慮して、それぞれの弁の長所や短所を患者さんに十分にご理解いただいた上で決定します。
さらに、低侵襲心臓手術(MICS)への取り組みの一つとして、十分に適応を考えたうえで胸骨小切開(小開胸)による弁膜症手術を行います。

大動脈疾患

胸部大動脈や腹部大動脈の真性瘤や慢性解離性大動脈瘤に対して、当院が保有する64列マルチディテクターを有するCTで術前に十分な評価を行い、綿密な治療方針を決定した上で、積極的に人工血管置換術を施行します。また、急性大動脈解離や胸部・腹部大動脈瘤破裂に対しては24時間緊急対応(緊急手術)が可能です。特に、胸部大動脈手術の際は低体温下に選択的脳灌流を行い、安全な脳保護のもとに手術を行います。

末梢動脈疾患

閉塞性動脈硬化症に対して、当院心臓センターは積極的に血行再建術を行います。この血行再建術は、当科で施行するバイパス術、循環器内科で施行するカテーテルによる血管形成術を適宜選択または組み合わせることで最良の結果を得るようにしています。当科で施行するバイパス術は大腿部の動脈血行再建にとどまらず、下腿動脈に対する血行再建も可能です。

不整脈疾患

心房粗動・細動に対して、高周波を用いて心房壁を焼灼し電気的隔離することでこれらの不整脈を止める手術(メイズ手術)を他の開心術の際に積極的に併施します。また、徐脈性不整脈や房室ブロックに対してはペースメーカー植込み術を行っております。当院はペースメーカー外来を設けており、ペースメーカー装着後の患者さんには、定期的に外来を受診していただき、綿密な管理及び経過観察を行っています。

心臓リハビリテーション

当院はリハビリテーションセンターを有し、心疾患の患者さんへは心臓リハビリテーション室で専任スタッフ(医師、理学療法士)による心臓リハビリテーションを行っています。現在、心臓リハビリテーション指導士1名を含む5名の理学療法士が専任スタッフとして入院・通院患者さんへの心臓リハビリテーションを提供しています。心臓手術前後、さらには退院後の外来における運動療法の提供や生活指導を行っています。

心臓手術Q& A

心臓の病気・診断・治療・手術に関する話をQandA形式でわかりやすく解説しています。(pdfファイル)

地域医療機関の先生方へ

当科は大阪大学心臓血管外科と近畿大学心臓血管外科、両大学病院の関連施設であり、密接な連携の下で心臓血管外科診療を行っております。当院の心臓センターは一般心臓血管疾患に対して急性/慢性を問わず常時診療が可能です。また、一般心臓血管外科治療の枠組みを超えた心臓移植や再生医療といった重症心不全外科治療等の診療においても、その橋渡しという形でお役に立てるものと考えます。
大阪大学医学部附属病院のある北摂から近畿大学医学部附属病院のある泉州までの広域において、大阪の中央地域の拠点病院の一つとして心臓血管疾患に対して外科治療を提供してゆきたいと考えております。宜しくお願い申し上げます。

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